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モノから生まれる
あたらしい価値を
つなげる環。

使えなくなったはずのものに、もう一度、光をあてる。
DK Econowa Studioは、さまざまな企業やブランドと
ボーダレスにコラボレーションしながら、
廃棄素材をまったく新しいかたちへと
つくり変えていくプロジェクトです。

素材の声を聞き、資源のあり方を問い直し、
ただの“再利用”ではない、あたらしい価値を生む。

つくる手の先に、社会や人の想いが重なっていく。
その全てをつなぎ、めぐらせる、大きな環を描いていきます。

About us 私たちについて

独自のリサイクル技術で、
廃材をストーリーのある
マテリアルやプロダクトに

DK Econowa Studioは、大同化成(株)の再資源化技術を活かし、
使えなくなったはずの素材や端材に、新たな命を吹き込むプロジェクト。

企業やブランドと連携し、工業用素材や製造端材を回収・再加工して、
バッグやアパレル、雑貨などの新しい製品へと生まれ変わらせていきます。

モノを再生するだけでなく、使われ方や届け方をデザインし直す。
それが、私たちの目指す「循環の、次のかたち」です。

Process マテリアルリサイクルのプロセス

使えなくなったはずの
端材が再びめぐり、
新たに生まれ変わるまで。

端材や廃材にもう一度目を向け、選別・再加工を経て、
新たなプロダクトとしてよみがえらせる。
心地よさとエコロジーが共存する、ものづくりのあり方をめざしています。
01
Collect
廃材・端材を
回収
02
Re-processing
再加工・
マテリアル化
03
Product development
新たな価値を
持った製品へ
01 Collect

モノづくり工程において
発生する廃材・端材を回収。

モノづくり工程において
発生する廃材・端材を回収。

工場や製造の現場で生まれる、かたちも用途も定まらない素材の断片。そのまま廃棄されてしまう端材にも、まだ活かせる可能性が眠っています。私たちはそれらを“未活用資源”と捉え、まずはご相談を受けるところから始めます。活用方法が決まっていなくても構いません。素材の声を聞くことから、物語は動きはじめます。

02 Re-processing

大同化成の独自技術で
再加工し、マテリアル化

大同化成の独自技術で
再加工し、マテリアル化

回収された素材は、用途や状態に応じて分別・選定され、大同化成の技術によって“使える素材”として再生されます。粉砕、ラミネート、複合化など多様な加工を通じて、元の素材とは違った新しい特性を引き出すことも可能です。単なる再利用ではない、“新しいマテリアル”としての価値を見出していきます。

03 Product development

商品企画・デザインを加え
新たな価値を持った製品へ。

商品企画・デザインを加え
新たな価値を持った製品へ。

生まれ変わった素材に、企画やデザインの視点を重ね、 日常に心地よくなじむプロダクトとして形にしていきます。素材の出自を語れること、環境に配慮されていること、そして何より、手に取りたくなる美しさがあること。そんな三つの軸を大切にしながら、“再利用”のその先にあるモノづくりをめざしています。

Project Partner Message プロジェクトパートナーのご紹介

秋山 希生
Kioi Akiyama

Message
手元にある見過ごされてきた廃棄物が、新しいアイテムとして使う人に心地よく馴染み、寄り添う。そのドラマティックな展開を、素材の性質に向き合いながら自由に形づくることができるのが、“DK Econowa Studio”です。
モノに溢れた世の中だからこそ、使うこと、触れることで豊かな暮らしへ導いてくれる素材やプロダクトに可能性を感じ、このプロジェクトに参画しました。たくさんのコラボが生まれることを楽しみにしています!
秋山 希生Kioi Akiyama
Profile
デザイナー/ 東京生まれ。株式会社 MINT JULUP『 ASH&DIAMONDS』チーフデザイナー を経て2006 年からフリーランスとしてミュージシャン・アーティスト等の衣装デザイン、アパレルブランドのデザイナーとして活動する。近年はアイテムに限らず、与えられたテーマのマーケットをリサーチし、ブランディングからディレクションを手がける。機能にユーモアと遊び心をプラスしたデザインを持ち味とする。

Product &
Cases
製品・取り組み事例のご紹介

素材の声に耳をすませれば
あたらしい物語が形になる

小さな断片にも、まだ語られていない価値がある。
環境への配慮と、使いやすさや心地よさ。そのどちらも大切にしながら、
素材からはじまるモノづくりが、ここから動き出します。

Product : 001

Egg ShellPauch

卵の殻を使ったポーチ

食べ終えたあと、いつもは捨てられていた卵の殻。その微細な凹凸と白さを活かし、樹脂と掛け合わせてまるで陶器のような質感をもつ素材に再加工しました。日常にやさしくなじむ軽やかなポーチです。

Product : 002

Wine CorkBag

ワインのコルクを使ったポーチ

ワインを楽しんだあとのコルク栓は、自然由来の素材でありながら、その多くが廃棄されています。私たちはそのコルクを回収・粉砕し、柔らかくも弾力のあるポーチとして生まれ変わらせました。

Product : 003

Sheet ScrapsTote Bag

シートの端材を使った巾着バッグ

産業用のシート材を裁断する際に生まれる端材。本来は余りものとされる素材に、耐久性や撥水性といった特性を活かし、日常にフィットするバッグに。レザーのような風合いは、使うシーンを選びません。

Product : 004

Drug ScrapsName Holder

点滴のドリップバッグを使った巾着

点滴バッグを再利用してつくられた、透明な巾着。軽く丈夫で、衛生的に再加工された素材を使用。中身が見えるので、小物の整理や持ち運びにも便利で普段づかいにちょうどいいポーチです。

Material 対応可能な素材のご紹介

厳しい品質検査をクリア。
特色と安心を
兼ね備えたマテリアル。

食品容器や医療パーツ、工業製品の端材など、再生・活用できる素材は多岐にわたります。
再生後はカケンテストセンターでの品質検査を経て、安心して使える状態に。
ここでは、対応可能な素材の一例をご紹介します。
卵の殻

食品廃棄物のひとつである卵の殻は、微細な凹凸と自然な白さが特長。粉砕・加工することで、陶器のような質感をもつ独自のマテリアルになります。

カケンテストセンターによる
品質検査結果

耐光試験
3未満
摩擦試験
4〜5
防水試験
4〜5
撥水試験
3・3・3
ワインのコルク

自然素材であるコルクは、軽さと弾力性、独特の風合いが魅力。粉砕・再成形によって、柔らかな手ざわりを活かした素材に生まれ変わります。

カケンテストセンターによる
品質検査結果

耐光試験
3以上
摩擦試験
4〜5
防水試験
4〜5
撥水試験
3・3・3
点滴のドリップバッグ

医療用として使われていた点滴のドリップバッグは、柔らかく透明で、衛生管理基準も高い素材。軽さとしなやかさを活かし、幅広い用途に展開できます。

カケンテストセンターによる
品質検査結果

耐光試験
3以上
摩擦試験
4〜5
防水試験
4〜5
撥水試験
3・3・3
産業用シート

建材や車両部品に使われる産業用シートの端材は、耐久性・撥水性に優れています。本来廃棄されるはずの高機能素材を、実用品へと展開可能です。

カケンテストセンターによる
品質検査結果

現在検査進行中

廃電線

建設現場などで余る配電線の被覆材は、強度としなやかさを兼ね備えた素材。絶縁性や耐久性を活かして、プロダクトの一部として再利用が可能です。

カケンテストセンターによる
品質検査結果

現在検査進行中

Factory 運営会社について

1934年に再生ゴムの製造販売からスタートし、以来90年以上にわたり、
素材と誠実に向き合いながら技術を磨いてきた大同化成株式会社。
大量生産では対応しきれないニーズにも応える柔軟な対応力と、
多様な素材を製品へと昇華する技術力を強みに、
独自のものづくりを進化させてきた。その歩みは今、
「モノづくりを、未来づくりに。」という理念へとつながっている。

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再活用したい素材があるけれど、何に使えるかわからない。
具体的な用途が決まっていない状態でも、まずはお気軽にご相談ください。
素材の特性や量に応じて、どのような形で再生・活用できるかをご提案します。

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